ロボ団ってどんなロボット教室?評判や授業料は?

「世界でも勝負できる子供を育てる」をコンセプトに、理数・ITに強い子供を育てることを目標として「夢見る株式会社」が運営しているロボ団。本部は大阪にあります。

2014年にスタートし、フランチャイズを始めたのが2年前という、まだ新しいロボット教室です。

カリキュラム、授業料、実際に通われている方の口コミなどを調べてみました(^^)

1. 特徴
2. 口コミでの評判
3. 対象年齢、コースの種類
4. 授業料・費用
5. そのほか詳細
6. 教室一覧

特徴

ロボ団では、STEM教育の基礎を取り入れていています。

STEM教育とは、Science科学・Technology技術・Engineering工学・Math数学の領域に重点をおいた教育のことで、アメリカで導入されている教育のモデル。
将来、科学と数学を土台とした舞台で、リーダーとして活躍する人材を育てることを目的としていて、日本でも注目されつつあります。

ロボ団は、プログラミングやプレゼンテーション、論理的思考力・問題解決力・表現力・集中力・やりきる力、また、目的を一つにして協力し、「チームで成果を出す力」を身につけることに力を入れています。

授業はいつでも2人一組。人間関係を育てる工夫をしています。
また、1回1回の授業で課題があり、2人で協力して考え、解決する思考力も育てます。

スターター以外のコースでは、授業の最後に必ずプレゼンテーションの時間があり、表現力・プレゼン能力の向上にも力を入れています。

ベーシックコース以上になると1回の授業が180分に!他のロボット教室と比べるとかなりの長時間になるのも特徴の一つです。

ビジュアルプログラミングから始まり、コースの途中からプログラミングの言語Pythonが学べるのもポイント。

小学生からプログラミングの言語が学べるのはとても珍しいです…!

また、タブレットと専用のアプリを使い、テキストをダウンロードして予習をしたり、自宅でその日の学習を復習することもできます。

オリジナルクイズやテストが用意されていて、その結果は教室に届き、講師は、生徒の理解度を確認して次の授業に活かしているとのこと。

かなり「プログラミングを学ぶ」という勉強色が強い印象ですね…!

うちの子みたいに楽しくないと無理なタイプは、より純粋にロボット制作を楽しみつつ、自然と力を伸ばしていけるヒューマンアカデミーロボット教室の方が良いなと思ってそちらにしてしまったのですが、自宅で復習もしつつ、プログラミングをしっかり学びたい方にはロボ団がおすすめです。

口コミ・評判

まだ歴史の浅い教室ということもあり、口コミは見つかりませんでした。

でも、マスコミに取り上げられたりして、少しずつ知名度が上がってきている教室なので、確認できたら、またこちらのサイトでもご紹介していきたいと思います。

対象年齢・コース

ロボ団の対象年齢、コース内容について調べました。
いくつかの教室に問い合わせをしましたが、教室が始まってからまだ4年目、ということもあり、詳細が決まっていない部分も多かったです(><)

対象年齢

  • スターター:年長(秋以降)から小学2年生(春)が対象(1年間)
  • ベーシック:小学2年生(秋)以降が対象(1年間)
  • アドバンス:ベーシック修了者が対象(1年間)
  • プロ:アドバンス修了者が対象(1年間)
  • マスター:プロ修了者が対象(1年間)

上記のようになっており、最長で5年のコースとなっています。

基本的に小学生を対象にしているところが多いですが、教室によってまちまちです。

本部に問い合わせたところ、中学生も、適性によって5つのコースの中のどこかに入ることは可能とのこと。
高校生は不可、と決まっているわけではないけれど、一番最初にできた本部の教室でも、中学生の生徒までしかいないとのことでした。

コースの種類

対象年齢のところで書いたように、スターター、ベーシック、アドバンス、プロ、マスターの5つが基本となっていますが、教室によっては、スターターとベーシック、スターターとシニア、ジュニアとシニアなど、カリキュラムを2つに分けているところもあります。

クラス分け・名前が違うだけで、行う内容は5つのコースのカリキュラムと同じです。

下記コースは全て1年間のカリキュラムになっています。

スターター

プログラミングの基礎に触れること、ロボットの扱いに慣れること、センサーの機能を学ぶことを目的とします。

ベーシック

引き続きプログラミングの基礎を学び、センサーの使い方を覚えて、プレゼンテーションの方法を学びます。

アドバンス

プログラミングの基礎から応用へ。センサーを活用し、高度なロボットを組み立てます。より高度なプレゼンテーション力や表現力を養います。

プロ

プログラミングの応用に磨きをかけ、センサーをより高度に使いこなせるようになります。そして、いよいよプログラミング言語のPythonに触れていきます。
プレゼンテーションもより本格的に。

マスター

プログラムの仕組みを知り、本格的にPythonを学びます。高度なプログラムで行うロボットの制御も覚えます。

自分の意見や見解をまとめ、プレゼンテーションを行います。

授業の内容

ロボ団はSTEM(Sience 科学、Technology 技術、Engineering 工学、Math 数学)教育を標榜しており、ただロボット制作をするだけではないのが大きな特徴です。

1年目の5ヶ月目からテーマ学習が始まり、テーマ学習・ロボット製作・プログラミング(ビジュアルプログラミングからPythonへ)・算数の活用の4つがふくまれるカリキュラムになっています。

テーマ学習では、ロボット作りだけでなく、災害救助など時事的なテーマを取り上げ、ワーク形式で学んでいきます。

算数の活用では、複数のセンサーの値を出してその平均値を計算したり、円周を使ってタイヤの回転数を求める計算をしたりします。

費用・授業料

初期費用

入会金

0円~19,500円
※教室によって違います。

ロボットキット代

レンタル利用のためなし。

※自宅学習で使うタブレット(対応機種はiPadのみ)を各自で準備します(自宅になければ購入が必要)。

月額費用

スターター 10,800円前後
ベーシック~マスター 13,824円前後
※教室によって違います。

その他詳細

授業スケジュール

スターターは、月3回、90分授業です。
ベーシック以降は月2回、180分の授業です。
この辺も、教室によって少しずつ違います。

急な用事や病気などで欠席した場合、振替えの授業をしてくれます。
これは、どこの教室でも共通のようでした。

ベーシック以降の場合、最初の30分でチームビルディングとアイスブレイクを行います。お互いに協力して目的を達成するために、仲良くやりましょうね、と、コミュニケーションを取る時間です。そして、課題が発表されます。

次の60分でロボット製作、次の60分でプログラミングを行い、最後の30分で実験、振り返り、プレゼンテーションを行います。

使っているロボット

教育版レゴ®︎マインドストーム®︎EV3を使います。

マインドストーム®︎EV3はマサチューセッツ工科大学の研究結果を基に作られていて、パソコンからプログラミングすることで、ロボットを自由に動かすことができるようになっています。

テキストは、ロボ団オリジナルの物を使用します。

どんな先生が教えてくれるのか?

ロボ団の認定インストラクターが行います。

フランチャイズの場合、塾の先生やアルバイトの先生もいらっしゃいますが、ロボ団の研修を受けて、認定インストラクターの資格を取った方が教えてくださいます。

教室はどんな場所でやっているのか

ロボ団オリジナルの教室、そろばん教室、英語教室、塾などに加え、幼稚園やアフタースクールで取り入れているところも。

お寺や神社で、説法や法話を聞く時間とロボット教室がセットになっている「寺子屋LABO」など、特徴的な教室もありました・・・!

体験教室の有無

随時、各教室で体験教室が開催されています。
無料のところも、1,500円~3,000円の参加費が必要なところもあります。

時間は、90分から120分と、実際の授業と同じように行われるところが多いです。

実際の授業と同じく2人一組になり、ロボット製作・プログラミング・チーム対抗戦などを行います。

大会・コンテスト

国際的なロボットコンテスト、WROに挑戦することを目標にしています。

また、1年に何回か、ロボ団が主催するコンテストも開催。

WROは年に1回しかなく、全員が参加できるわけではありません。独自のコンテストを開催することで、よりたくさんの生徒に発表の場を作っています(^^)

教室一覧

全国20都道府県に、60教室あります(2018年1月現在)

北海道・東北

  • 北海道 1教室
  • 福島県 2教室

関東

  • 栃木県 5教室
  • 群馬県 5教室
  • 埼玉県 3教室
  • 千葉県 1教室
  • 東京都 7教室
  • 神奈川県 8教室

中部・北陸

  • 富山県 1教室
  • 長野県 4教室
  • 静岡県 1教室
  • 愛知県 3教室

関西

  • 京都府 2教室
  • 大阪府 6教室
  • 兵庫県 5教室
  • 奈良県 1教室

中国・四国

  • 広島県 1教室
  • 愛媛県 1教室

九州

  • 福岡県 2教室
  • 大分県 1教室

まとめ

2人一組にして授業を行い、協力することで、人間関係の築き方を学んだり、最後にしっかりプレゼンテーションの時間があるなど、ITの分野以外でも「世界でも勝負できる子供を育てる」のコンセプトが生きているように感じました。

家庭でも復習したり、小学校からプログラミング言語を学んだり、勉強色が強いなーという印象です。

ロボット作りを楽しむのをメインにしつつ子どもの力を伸ばしたい方には、うちが行ってるヒューマンアカデミーの方がおすすめかも?(参考:ヒューマンアカデミーロボット教室の口コミや料金【実際通ってみた本音】

でもロボ団も、チームで課題解決する力やプレゼン力もつけられたり、プログラミングを早くからがっつり学ばせたい場合はぴったりだと思いました。

≫ロボ団公式サイトへ

管理人ロボ団の評価:4.3/ 5

>>おすすめのロボット教室紹介へ

うちがロボット教室の無料体験に行ってきたときの様子はこちらから↓
体験レポート