富士通F@it Kids Club(ファイトキッズクラブ)の口コミや料金などまとめ

F@IT Kids Club (ファイトキッズクラブ)は、富士通グループの総合人材育成企業である、”富士通ラーニングメディア”が立ち上げた子供向けプログラミングスクールです。
2017年4月に開校され、徐々に教室数が増えてきています。

ICT(Information Communication Technology)教育のノウハウを活かし、将来のICT社会をリードしていける子供の育成に取り組んでいます。

コースの内容や費用、使用する教材などについて色々調べてみました。
いくつかの項目に分けてご紹介していきます。

特徴

人材育成企業が基盤となっているプログラミングスクールで、ITのプロ、教育のプロが運営していて、”教え方”と”教材”に自信がありそこが大きな特徴となっています。

各教室の講師はみなSEやIT関連の教育に携わった人で経験も豊富で、教えることにたけています。

例えばパソコンスクールでシニア層が生徒の場合、事細かな説明が必要で何度も繰り返し教えることも多く、専門用語を使わずにわかりやすく教えることが大切だそうです。
そういったシニア層の指導に長年あたっていた講師が多くいるのですが、生徒の目線にたち、わかりやすい言葉で何度も教える大切さを熟知していることが強みとなります。
教える内容だけでなく、”教え方”をおろそかにせずに大切にしています。

教材の1つテキストはオリジナルのもので、メインキャラクターを設けて一緒に進んでいくようになっていて、カラフルで文字の大きい見やすいものになっています。

子供たちが楽しく、そして確実にプログラミングの技術を身につけられるよう工夫されています。

半年や1年に1回、各教室で発表会の場を設けてあり、日ごろの成果をみんなの前で自分の言葉で伝える機会がつくられているのも特徴のひとつです。

評判・口コミ

実際にお子さんが通っている人の口コミをご紹介したかったのですが、色々探しましたがみつかりませんでした。

2017年4月に設立されたばかりでここ数か月の間に教室を開校したところもあるので、生徒数がまだそれほど多くはないためみつからないのかなと思います。

対象年齢、コース・カリキュラム

対象年齢

スクラッチコース

エレメンタリーコース・・・小学校1年生~3年生

ビギナーコース   ・・・小学校2年生~6年生

エキスパートコース ・・・小学校3年生~6年生

ロボットプログラミングコース

ビギナーコース   ・・・小学校3年生~6年生

エキスパートコース ・・・小学校4年生~6年生

上記は目安なので、対象年齢外でも習熟度や希望によって相談することができます。

コース・カリキュラム

F@IT Kids Club には、スクラッチコースと、ロボットプログラミングコースの2つのコースがあります。

※さらに上級の、テキストプログラミングコースも品川校で先行スタートしました。こちらはPython(パイソン)というプログラミング言語を学ぶコースで、小学5年生からが対象になります。

スクラッチコースはレベル別にさらに3つのコースに、ロボットプログラミングコースは2つのコースに分かれています。

スクラッチコースは、子供用のプログラミング学習ソフト”Scratch”を使って、キャラクターを動かしたりゲームを開発してプログラミングを学びます。

ロボットプログラミングコースは、ブロックを組み立ててロボットを作り、動かしてみることでプログラミング、ものの仕組みについて学びます。

授業の進め方としては、「自分だけの動物園を作ろう」「ロボットカーを組み立てよう」など毎回テーマがあってそれに沿って講義を受けたり個人学習して進めていきます。
オリジナルのテキストを見ながら課題に挑戦していき、楽しく取り組めるように工夫されています。
子供によって進度が違ってきてもその子にあった進め方を講師がフォローしてくれます。

1クラスは20人までで、生徒3~5人に先生が1人ついて学習します。

開講の時期を4月、7月、10月、1月と年に4回設定してあり、それに合わせて入会して一斉にスタートするシステムになっていますが、途中入会も相談を受け付けています。

それぞれのコースをもう少し詳しくご紹介します。

スクラッチコース

スクラッチコースは、年齢や習熟度によって3つのコースに分かれています。
どのコースも”Scratch”というマウスで画面上のブロックを操作する子供向けのソフトを使います。
どのコースからでも入れますが、自分の習熟度などに照らし合わせて入会時にスタッフと相談してコースを決めます。

エレメンタリーコース

まずはプログラミングに触れてみるところから始め、マウスでブロックを動かす練習や、ブロック1つ1つの意味や組み立て方など丁寧に繰り返し勉強します。

ビギナーコース

プログラミングの基礎をしっかり身に着け、ゲームを開発したり、チャレンジ問題に挑戦したりしてレベルアップをはかります。

エキスパートコース

創造的にプログラミングを行うことを目的としていて、自分で企画や設計をしてオリジナルの作品を作ります。

ロボットプログラミングコース

ロボットプログラミングコースは年齢や習熟度によって2つのコースに分かれています。
どちらのコースもレゴ社のロボット教材を使い、ビギナーコースではレンタルも可能ですが、自宅での自主勉強のためにも購入することを勧めています。

ビギナーコース

ブロックを使ったロボット制作を通してプログラミングの基礎を学びます。
問題解決する力を身につけます。

エキスパートコース

課題に応じたロボット制作をしてプログラミングの応用力も学びます。
ロボットの設計からプログラミング、適したパーツの選定など自分で考えて作り上げていきます。

費用・授業料

教室によって独自に料金を設定しているため金額に結構差があるので、直営校が設定している金額をご紹介します。

下記に示したもの以外に、教室によってテキスト代(半年ごとに8,000円くらい)が必要なところもあります。

入塾時

入会金・・・5,400円(税別)
※体験授業に参加して当日に入会を決めた場合は入会金が無料や半額になるキャンペーンを行っている教室もあります。

教材費・・・53,040円(税別)
※ロボットプログラミングコースのみ必要です。状況に応じてパーツを追加で購入する場合もあります。

月額費用

授業料・・・11,500円(税別)

その他

使う教材

スクラッチコース

”Scratch”を使用します。

マサチューセッツ工科大学が開発した子供向け(主に小学生向け)のプログラミング用ソフトで、webで無料公開されています。

マウスでブロック状のアイコンを操作するもので、初心者の子供でも簡単に操作できるものになっています。

ロボットプログラミングコース

”教育版レゴ®マインドストーム®EV3”を購入し、使用します。

レゴブロックを組み立てるロボット教材で、ブロックの他に歯車やモーター、センサーなどパーツがセットになっていて、本物の機械に使うような本格的なパーツが取り入れられています。

専用のプログラミングソフトを使って動かし、基本操作はマウスでできるようになっています。

スケジュール

どのコースも1回90分の授業が月に2回というペースです。入会時に曜日と時間を希望して毎月固定のスケジュールになります。

欠席した場合は同月か翌月内の範囲で振替授業を受けることができます。

授業のある曜日や時間は各教室によって違うので、確認する必要があります。

どんな先生が教えてくれるの?

原則として富士通の社員が講師として教えてくれます。
システムエンジニアの教育に携わった経験のある人やIT業界に精通している人が講師になります。

その他には富士通の研修を受けた大学生が指導に当たることもあります。

教室はどんなところでやってる?

富士通オープンカレッジとして運営されているワンフロアーの一部屋を、F@IT Kids Club の教室として使用するかたちになっています。

体験の有無

全ての教室で、無料で体験授業を受けることができます。

90分間で、保護者も同伴できます。

入会時期に合わせて日程が組まれている教室がほどんどなので、事前に確認する必要があります。
ネットやFAXで、または直接電話して申し込みをします。

教室一覧

F@IT Kids Clubは、全国に38ヵ所あります。

東北

〇青森県 1教室
〇秋田県 1教室
〇福島県 1教室
〇山形県 3教室
〇福島県 1教室

関東

〇東京都 6教室
〇神奈川県 4教室
〇千葉県 2教室
〇栃木県 1教室
〇埼玉県 1教室

中部・北陸

〇福井県 1教室
〇石川県 1教室
〇富山県 1教室
〇新潟県 3教室
〇長野県 1教室
〇岐阜県 1教室
〇愛知県 3教室

関西

〇大阪府 3教室

中国・四国

〇鳥取県 1教室
〇香川県 1教室
〇愛媛県 1教室

九州・沖縄

〇福岡県 1教室
〇長崎県 1教室
〇宮崎県 1教室
〇沖縄県 1教室

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