アーテックエジソンアカデミーってどう?口コミでの評判や料金、特徴まとめ

ArTecエジソンアカデミーは、学校教材や教育玩具のメーカー「アーテック」が運営するロボットプログラミング教室です。

2015年にスタートしたばかりの新しいロボット教室なのですが、全国に666教室があります。

アーテックエジソンアカデミーのコースの内容や費用、使用するロボットなどについて色々調べたことをまとめました。

1. 特徴
2. 口コミでの評判
3. 対象年齢、コースの種類
4. 授業料・費用
5. そのほか詳細
6. 教室一覧

ArTecエジソンアカデミーの特徴

ArTecエジソンアカデミーは、アーテックが開発したオリジナル教材のロボットプログラミングキット、アーテックロボを使います。

アーテックロボ

こちらは「Scratch(スクラッチ)」という子ども用プログラミング言語をもとにして、オリジナルに開発したプログラミングで動くロボットで、ただロボットを作るだけではなく、プログラミングの学習に力を入れているのが特色です。

アーテックでは、プログラミングを正しく理解できるためにも9歳(4年生)からの受講を推奨しています。

(※低学年の子は、ロボット作りから楽しみながら学べるヒューマンアカデミーロボット教室が良いと思います…!うちの通っているところなのですが→参考: ヒューマンアカデミーロボット教室の口コミや料金【実際通ってみた本音】

アーテックエジソンアカデミーは、年齢別にコースが分かれているのではなく、全員が同じステップ1から順に進めていくことや、講師の指導方法はマニュアル化するのでなく、フランチャイズ展開しているそれぞれの教室の指導に任せているのも特徴です。

評判・口コミ

実際に通っている方からの声が少しあったのでご紹介します。アーテックで教えているプログラミングをお子さんだけでなく、親も一緒に楽しめるというものでした。

色々探したのですが下記のツイッターしか見つかりませんでした…。

教室数は多いのですが、2015年にスタートしたばかりでまだ新しい教室なことと、フランチャイズ展開でエジソンアカデミーの名前を出さずに運営している教室も少なくないので、口コミがあまりなかったのかなと思います。

対象年齢、コース・カリキュラム

入会可能な年齢や、カリキュラムについてまとめました。

対象年齢

プログラミングロボットを開発したアーテックでは、推奨は9歳(小学校4年生)からとなっています。
9歳以上とする理由は、プログラミングをする上で角度というものを理解している必要があり、低学年ではまだ理解して実践するのは難しいからとのことです。

ただ、実際の教室では8歳(3年生)からを対象年齢としているところが多く、1年生からでも対応してくれる教室もあります。

なお、年齢上限については、基本的には小学生を対象としていて、中学生以上を受け入れてくれる教室もあるのですが少数のようです。受入可能な年齢は、教室によって違うので確認してください。

なお、「Artec自考力キッズ」というパズルと簡単なロボット制作、プログラミングを教える低学年用のクラスが開設されている教室もあります。

カリキュラム

ArTecエジソンアカデミーは、年齢等によるコースには分かれていなくて、どの学年もステップ1からの一斉スタートになって、全生徒共通のカリキュラムに沿って学んでいきます。

カリキュラムは1から8までのレベルに分かれていて、1レベルに3ステップずつあり、ステップそれぞれにテーマがあって合計24テーマで構成されています。


(アーテック公式サイトより)

1カ月に1ステップ(1テーマ)というペースで2年間で学習していくのですが、はじめのステップ1では信号機を作る、次のステップではセンサーライトを作るというように毎月1テーマずつ製作していきます。

1つのテーマはさらに基礎編と応用編に分かれて構成されており、月2回の授業で基礎(制作)と応用(オリジナル改造)を1回ずつ学習します。

1回目の基礎編の授業 テキスト通りにロボットの組み立てとプログラミングをする。
2回目の応用編の授業 基礎編で学んだプログラミングを活用して色々な課題に挑戦し、自分だけのロボットを作る。

カリキュラムには9~12のレベルも用意されているのですが、さらに高度なプログラミングやロボット製作になっていくので、ほとんどの教室がレベル8までを通常のカリキュラムとして学習するよう組まれています。

レベル8まで終了して先へ進みたい場合には、3年目からの追加授業を受けられる教室もあります。

費用・授業料

アーテックエジソンアカデミーに通う際、入会時にかかる費用や、毎月かかる授業料等についてまとめました。

入会時

入会金

10,800円位(税込) ※新規の場合のみ必要です

教室によって違いがあり、一部の教室では5,400円(税込)、体験授業を受けていると0円になるところもあります。

教材費(ロボット代)

43,200円(税込)
 
通常のカリキュラム2年間分の代金で、入塾時に一度購入すればOKです。

ロボットの代金は入塾時に一括で支払いますが、2年間で使用するものが全て含まれているわけではなく、毎月必要なパーツが教室に送られてくる仕組みになっています。

なお、3年目以降の授業を受ける場合は追加料金12,960円がかかります。

月額費用

授業料

10,000円前後(月2回)
 

教室運営費など

教室運営費や諸経費などは、教室によっては一切なかったり年間運営費として設定されていたりと全然違うので、確認してみてくださいね。

そのほか詳細

授業のスケジュールや教材のロボットはどんなものなのかなど、その他気になる点について調べました。

授業スケジュール

月2回で一回の授業は90分です。

時間や曜日は固定で、欠席した場合は振替で対応してくれる教室がほとんどです。

授業時間帯や曜日については教室によって違うので、確認する必要があります。

使うロボット

アーテックが開発した、”アーテックロボ”を使用します。
アーテックロボ

このロボットは、アーテックブロックや、モーター、センサーなどのロボットパーツ、基盤が組み合わされたロボットプログラミングキットです。

ブロックもアーテックのもので、縦、横、斜めの全方向に自由自在につなぐことができて色んな形を作ることができます。

ロボットの紹介動画↓

ロボットのプログラミング用のソフトは、マサチューセッツ工科大学(MITメディアラボ)が小学生でも無理なくできるよう開発した「Scratch」をベースに、オリジナルカスタマイズしたものを使っていて、難しいソースコードを入力するのではなく、画面上でブロック状のアイコンをマウスで操作します。
こちらはパソコンからダウンロードするのでセットにはなっていません。

教えてくれる先生はどんな人?

エジソンアカデミーの場合、フランチャイズ展開で、学習塾の講師がそれぞれの教室の教室長やインストラクターが教えてくれますが、講師の方は全員、アーテックのプログラミングの研修を受けています。

ロボットは持ち帰りできる?

ロボットは持って帰ることができ、家でもう一度組み立てて復習したり、終わらなかった工程をやってみるなど家でも学習することが推奨されています。

専用のケースがあり、中に仕切りがあって分解した部品をしまえるようになっていて、持ち帰りしやすいようになっています。

教室はどんなところでやってる?

フランチャイズ展開していて、パソコンスクールや学習塾で併設していたり、自宅のひと部屋やフロアーを使って開催されていたりします。

体験の有無

ほとんどの教室で無料体験授業を受けることができますが、一部、参加料として有料(500円)のところもあります。

大会・コンテスト

URC(Universal Robotics Challenge)という小中学生のための国際ロボット協議会があり、それに参加することができます。

この大会では、アーテックロボを使って決められたテーマに沿ったオリジナルロボットを制作します。2017年のテーマは、『地球環境保護・ごみ回収ロボットの開発』でした。参考: URC 2017

この大会はアーテックロボを使っている小中学生ならば誰でも出場できますが、エジソンアカデミーの生徒は、各教室から代表で、2,3人のチームを組んで出場します。

教室の代表メンバーに入れるようがんばるのも目標ができていいですね。
                       
その他にエジソンアカデミーロボカップ(ERC)というものもあり、こちらはArTecエジソンアカデミー主宰で、やはり教室代表の2、3名のチームで出場します。

こちらの大会の様子の動画↓

教室一覧

ArTecエジソンアカデミーの各都道府県別の教室数と駅名を載せてあります。

北海道東北

北海道 5教室

秋田県 2教室

宮城県 7教室

山形県 4教室

福島県 1教室

関東甲信越

茨城県 5教室

栃木県 6教室

群馬県 3教室

埼玉県 16教室

千葉県 20教室

東京都 36教室

神奈川県 30教室

新潟県 4教室

山梨県 2教室

長野県 5教室

近畿・北陸

富山県 8教室

石川県 5教室

福井県 3教室

滋賀県 8教室

三重県 18教室

京都府 15教室

大阪 66教室

兵庫県 36教室

奈良県 19教室

中部・東海

岐阜県 20教室

静岡県 23教室

愛知県 63教室

中国・四国

鳥取県 3教室

岡山県 5教室

広島県 10教室

山口県 23教室

徳島県 1教室

香川県 1教室

愛媛県 2教室

高知県 1教室

九州・沖縄

福岡県 80教室

佐賀県 16教室

長崎県 14教室

熊本県 37教室

大分県 8教室

宮崎県 11教室

鹿児島県 12教室

沖縄県 12教室

まとめ

アーテックエジソンアカデミーは、ロボット制作ももちろんありますが、プログラミングの学習が重視されているのが大きな特徴だと思います。

低学年のお子さんや、まずは純粋なロボット作りから始めて、楽しみつつステップアップしたい場合は、うちが通っているヒューマンアカデミーロボット教室のほうがおすすめだなと思いますが、プログラミングの勉強をメインにしたい場合はアーテックの方が良いと思います。
>Artecエジソンアカデミーの公式サイト

管理人アーテックエジソンアカデミーの評価:4.3/ 5

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